2022.12.30お知らせ
「心理的安全性」が高い組織にするために
「心理的安全性」という言葉をよく耳にするようになりました。
実際、書店に行けば「心理的安全性」をテーマにした本が沢山あるので目にされた方も多いのではないでしょうか。
私がさまざまな企業様の悩みをお聞きしても「当社は心理的安全性が低い」などという言葉をお聞きすることも本当に多くなってきました。
心理的安全性とは、組織の中で自分の考えや気持ちを、誰に対しても安心して発言できる状態のことをいいます。
これが注目されたのはGoogle社が2012年から2016年にかけて大規模労働改革プロジェクトを実施し、その成果から「生産性が高い組織は心理的安全性が高い」ということが結論づけられ、多くの企業から注目されています。
実際、心理的安全性が低い職場環境では、お互いが助け合う意識が低下し、生産性に大きな影響があります。
例えば、仕事でわからないことがあっても、それを質問すると「そんなことも知らないで今まで仕事をやっていたの?」と言われるのではないか?仕事ができない人物だと思われるのではないか?と常に不安を抱えながら仕事をすることになりますし、会議などで疑問点があっても、自分の発言によって会議を邪魔していると思われるのではないかと自分から提案や発言を積極的におこなえないなど、従業員の主体性を奪ってしまいます。
このような組織では当然、自分の失敗を積極的に報告できない、相談ができないなど、周囲とのコミュニケーションの機会も減っていき、心理的に孤立することになります。
逆に、心理的安全性が高い組織であれば、従業員のパフォーマンスが向上します。 「何を言っても大丈夫」という安心感を持てるので、余計な人間関係にエネルギーを使うことなく、仕事に打ち込めるようになり、他の従業員とも積極的に意見を交わし、積極的に情報交換がおこなわれるなど、職場全体でのコミュニケーションが活性化することで、個人やチームの目標達成に向けて自信が持てるようになるのです。
そのための鍵を握っているのが、リーダーやマネジャーです。
どんなに企業の経営者が「心理的安全性の高い組織にしたい」と強く思っても、残念ながら
社長を見て仕事をしている社員はほとんどいないというのが現実です。
特に若手社員は常に身近な上司や先輩の影響を受けながら仕事をしているのです。
つまり、リーダーやマネジャーこそが鍵を握っていると言えるでしょう。
そこで次回から具体的にどのように心理的安全性を高め、成果に結びつけていくのかを詳しくお伝えしていきたいと思います。
